注文住宅でこだわりたい間取りの決め方とは

家づくりにおいて重要な家の間取り決め。どのような間取りにするか楽しみな人も多いのではないでしょうか。

上越市で家を建てるときに気を付けた方がいい間取りとは？ここでは、上越市で家づくりを成功させるための間取り決定のコツを紹介します。

上越市だからこそ考えるべき間取り決めのポイント

積雪を考えた間取りにする

本州の日本海側、新潟の南西部に位置する上越市。地形の関係で冬になると典型的な冬型の低気圧が流れ込み、大量の雪が降り積もります。

そのため、間取りや家の外観デザインを考える際にどうしても避けることができないのが「積雪対策」。積雪対策を考慮すると、家のデザインや間取りがかなり制限されることになりますので、まずは最初の段階で雪のことを中心に考えるようにした方が効率的よく間取りを決めていくことができます。

冬の暮らしを考える

せっかくの家づくりなので「おしゃれなデザインにしたい！」「デザインにこだわりたい！」と思っている人もきっと多いですよね。ただ、デザインだけを重視してしまうと特に雪の多い上越市だと住みづらい家になってしまい後悔することも少なくはありません。

デザインを重視したために雪下ろしが発生してしまい、雪の処理が困難になってしまっては大変です。これから長い間住み続ける住宅ですので、デザインにこだわりたいところですが、住みやすさや快適さを考慮した家づくりをすることをオススメします。

家を建てるなら注意したいポイント

上越市で家を建てるときに注意しておきたいポイントを2つ紹介します。

自然落雪にするか？

通常、雪が降ると屋根に雪が積もってしまうため「雪下ろし」の作業をしなければなりません。

この雪下ろしをしなくても自然に雪を落としてくれる設計にすることを「自然落雪型」と言います。自然落雪にするためのポイントは屋根のデザイン。自然落雪型の屋根は、屋根の傾斜を急にした三角屋根が特徴で積もった雪が自然と落下していくような形状になっています。

また屋根は太陽の光がよく当たる南向きがオススメです。ただし、自然落雪にするには屋根から落ちた雪のスペースと排雪のことも考慮しておかなければならないので注意してください。

車庫を作るのか？

雪の降る時期は屋根付きのカーポートや車庫がある方がとても便利です。車を使いたい時に、毎回屋根の上の雪を落とすのは大変な労作業。

カーポートにする際は、雪の重みで屋根が潰れないよう強度を上げることは必須です。また、家の中に車庫を作る場合はコンクリートで底上げした高床式が便利。車を屋根の下に収納できるだけでなく、湿気対策や物置としても使えるので汎用性もグッド。

一概に車庫と言っても高床式にするのか、それとも別棟にするのかどうかで大きくコストも変わってきますので予算と相談のうえ最適な間取りを選びましょう。

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