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2階にトイレを設置するかどうかは、新築時の課題の1つです。2階にトイレを設置するメリットと注意点をふまえ、必要であるかどうかを判断しましょう。この記事では、2階にトイレを設置するメリットと注意点、設置がおすすめのケースを紹介します。
家族が多いと、朝はどうしてもトイレが混雑します。トイレに入りたくても家族が使用中でなかなか入れないというケースはよくある話です。特に子どもが多い場合はさらにトイレが混雑しますが、2階にトイレを設置しておけば、朝のトイレ渋滞が緩和します。
寝室や子ども部屋が2階にある場合、1階にしかトイレがないと夜中にトイレに行きたくなったときは、1階まで下りなくてはいけません。その際寝ぼけていて階段から転落したり、階段を下りることを考えると面倒でつい我慢してしまって眠りが浅くなってしまったり、さまざまな問題が発生します。
またトイレに行く間に目がさえてしまってなかなか寝付けなくなることもあるでしょう。2階にトイレがあれば、夜中にトイレに行きたくなったときに便利です。
トイレの数が増えれば、当然設置にかかる費用や維持する費用が増えます。また住み始めてからの掃除にも手間と時間がかかるでしょう。トイレの数が増えた場合にどのようなデメリットが発生するのかを考えたうえで設置を検討しましょう。
2階に子ども部屋があり、夫婦の部屋は1階にあるという場合、子どもが2階からほとんど下りてこなくなる可能性があります。子どもの様子がわかりにくくなり、家族間でのコミュニケーション不足にもつながります。2階にトイレを設置する場合は、コミュニケーション不足にならないように対策を立てましょう。
トイレはあまり使わないままだと、封水切れによってだんだんと悪臭が漂います。便器内に溜まっている水は本来であれば排水管から上がってくる臭気を防ぐ役目をしていますが、長く使用しない間に水が蒸発すると、封水が不足して悪臭につながります。普段から封水切れにならない程度に使う可能性があるかを考え、設置を検討しましょう。
家族の人数が多い場合、トイレを使いたくても他の家族が入っていてすぐに使えない…という事態が起こりやすいです。家族の人数が多くトイレ渋滞が起こりそうな場合は2階にもトイレを設置しましょう。
寝室を2階に設けている場合は、2階トイレの設置がおすすめです。夜中の階段の上り下りに負担を感じていない、そもそも夜中にトイレに起きることがない…という人でも、年齢を重ねると夜中にトイレに行きたくなったり、足腰が弱って階段の上り下りに不安が生じたりするようになります。長く住み続けることを想定して、寝室が2階にある場合はトイレの設置を検討しましょう。
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